サボっちゃった!
2010年9月28日http://cartoonnavi.com/
サボっちゃった!
仕事に追われているのにまたまた痛風に襲われ、すっかり更新が途絶えてしまいました
ここまで尿酸値が高くなって痛風が起きるようになった原因には思い当たる節が十分あります。
禁じられている食品にはウシやブタの肉や脂に加えサカナの干物、そして私の大好物であり、数十年間にわたって冬場はほとんど毎日食べてきた白子と
アンコー食べたヤー、アンコー食べたヤー、アアーンアンアン、軟骨と皮
が含まれているのです。いつも行く魚屋が新鮮な真鱈の白子と鮟鱇の頭部を私のために確保してくれていたのです。
その祟りです。
ところで以前の記事「呆れた本」でマイナス点を付けた『恥をかかないためのビジネス語トレーニング』とは対照的な本を見つけました。
日本語てにをはルール(石黒圭編著、スバル舎、1500円+税)
編者筆者は合計6人の大学の先生で、一橋が3人、早稲田が2人、純心女子大が1人となっています。
一番面白いのは「呆れた本」で議論の的になった「~させていただきます」の類と「形容詞+です、でした」にはまったく触れられていないことです。この本だけを読むならば、それらの表現が正しいのか誤りなのか、望ましいのか望ましくないのかもわかりません。したがって、今そういう日本語を使っている人は本書を読んでも使い続けるでしょう。
サブタイトルは「日本語の問題とポイント解説」となっていますが、私が一番問題だと思っている「~させていただきます」の類と「形容詞+です、でした」、芸能ニュースで盛んに使われる「XXさんに直撃しました」は問題にされていません。「XXさんに直撃取材を試みました」あるいは「XXサンを直撃しました」と言ってから慌てて「XXさんに直撃しました」と言い直すレポーター、そしてアナウンサーがほとんどなので私は呆れているのですが...
私の問題意識に沿っているのは、「外来語」あるいは「外来語由来の日本語」と「重語」への注意を喚起してあることぐらいでしょうか。ただしチョコッとです。
「外来語由来の日本語」で最も広く使われて定着しているのは「だぶる」と「さぼる」だと思うのですがいかがでしょう。
『広辞苑』は、第五版までは「だぶる」、「さぼる」を許さず「ダブる」「サボる」と表記していましたが第六版でどうなっているかは知りません。第六版に収録された「新語」は新しすぎる気がして、私は導入していないのです。
しかし「日本最高のクオリティペーパー」と自称する朝日新聞は「だぶる」、「さぼる」で記事を書いています。
「だぶる」「さぼる」でいいのかな?
私は、くだけた会話では「ダブる」は使いますが書き言葉では「重なる」「重複する」にします。
「サボる」は決して使いません。「sabotage」から造った言葉のようですが、日本語の「サボる」は「怠ける」ことを意味しているようです。原語の「sabotage」は「破壊」「妨害」を意味する言葉で、「怠け」よりもっと激しい行動を意味します。意味が違いすぎるので使わないのです。同様に意味の違う外来語として『日本語てにをはルール』では「グルメ」をあげています。私は「Naiveな人々」という記事で「ナイーブ」について書きました。
「重語」の例としては、「生のジャズライブ」「一番最初」「一口大のサイズ」「受注を受ける」があげられています。
私は某ブログでのコメントで「キャラバン隊」を出しましたが、日常一番笑っているのは「過半数を超える」です。
これをこのまま英訳して「larger than the majority」となっているのに初めて出遭ったときは腰が抜けそうになりましたが、中央省庁のエライ官僚は平気でそんな英文を外国に出しているのです。
現代日本人に「正しくて美しい現代日本語」を教える本はありそうでなさそうですね。
また、まるで関係ない話。
いま私が使っているデスクトップのPCはソロソロ満5歳。
ディスクドライブが時々咳き込むし、最新のソフトウェアを走らせると苦しそうです。
痛風かな?
ということでメモリーもハードディスクも十分にゆとりがある妻のノート型を共用しようとデータの引越に取りかかって大問題に突き当たりました。
リムーバブルディスクに互換性がないのです。私のはCDだけ、妻のはDVDだけ。
通信回線は両方とも光なので速いのですが、嵩張るのは過去のメールです。
約20年間溜めっぱなし。
どこかで線を引いて古いモノは捨てなきゃいけませんね。
で紹介した精神科のセンセイ、別なところで「歴史と音楽だけ」のブログを開設。ヤッパリね。
サボっちゃった!
仕事に追われているのにまたまた痛風に襲われ、すっかり更新が途絶えてしまいました
ここまで尿酸値が高くなって痛風が起きるようになった原因には思い当たる節が十分あります。
禁じられている食品にはウシやブタの肉や脂に加えサカナの干物、そして私の大好物であり、数十年間にわたって冬場はほとんど毎日食べてきた白子と
アンコー食べたヤー、アンコー食べたヤー、アアーンアンアン、軟骨と皮
が含まれているのです。いつも行く魚屋が新鮮な真鱈の白子と鮟鱇の頭部を私のために確保してくれていたのです。
その祟りです。
ところで以前の記事「呆れた本」でマイナス点を付けた『恥をかかないためのビジネス語トレーニング』とは対照的な本を見つけました。
日本語てにをはルール(石黒圭編著、スバル舎、1500円+税)
編者筆者は合計6人の大学の先生で、一橋が3人、早稲田が2人、純心女子大が1人となっています。
一番面白いのは「呆れた本」で議論の的になった「~させていただきます」の類と「形容詞+です、でした」にはまったく触れられていないことです。この本だけを読むならば、それらの表現が正しいのか誤りなのか、望ましいのか望ましくないのかもわかりません。したがって、今そういう日本語を使っている人は本書を読んでも使い続けるでしょう。
サブタイトルは「日本語の問題とポイント解説」となっていますが、私が一番問題だと思っている「~させていただきます」の類と「形容詞+です、でした」、芸能ニュースで盛んに使われる「XXさんに直撃しました」は問題にされていません。「XXさんに直撃取材を試みました」あるいは「XXサンを直撃しました」と言ってから慌てて「XXさんに直撃しました」と言い直すレポーター、そしてアナウンサーがほとんどなので私は呆れているのですが...
私の問題意識に沿っているのは、「外来語」あるいは「外来語由来の日本語」と「重語」への注意を喚起してあることぐらいでしょうか。ただしチョコッとです。
「外来語由来の日本語」で最も広く使われて定着しているのは「だぶる」と「さぼる」だと思うのですがいかがでしょう。
『広辞苑』は、第五版までは「だぶる」、「さぼる」を許さず「ダブる」「サボる」と表記していましたが第六版でどうなっているかは知りません。第六版に収録された「新語」は新しすぎる気がして、私は導入していないのです。
しかし「日本最高のクオリティペーパー」と自称する朝日新聞は「だぶる」、「さぼる」で記事を書いています。
「だぶる」「さぼる」でいいのかな?
私は、くだけた会話では「ダブる」は使いますが書き言葉では「重なる」「重複する」にします。
「サボる」は決して使いません。「sabotage」から造った言葉のようですが、日本語の「サボる」は「怠ける」ことを意味しているようです。原語の「sabotage」は「破壊」「妨害」を意味する言葉で、「怠け」よりもっと激しい行動を意味します。意味が違いすぎるので使わないのです。同様に意味の違う外来語として『日本語てにをはルール』では「グルメ」をあげています。私は「Naiveな人々」という記事で「ナイーブ」について書きました。
「重語」の例としては、「生のジャズライブ」「一番最初」「一口大のサイズ」「受注を受ける」があげられています。
私は某ブログでのコメントで「キャラバン隊」を出しましたが、日常一番笑っているのは「過半数を超える」です。
これをこのまま英訳して「larger than the majority」となっているのに初めて出遭ったときは腰が抜けそうになりましたが、中央省庁のエライ官僚は平気でそんな英文を外国に出しているのです。
現代日本人に「正しくて美しい現代日本語」を教える本はありそうでなさそうですね。
また、まるで関係ない話。
いま私が使っているデスクトップのPCはソロソロ満5歳。
ディスクドライブが時々咳き込むし、最新のソフトウェアを走らせると苦しそうです。
痛風かな?
ということでメモリーもハードディスクも十分にゆとりがある妻のノート型を共用しようとデータの引越に取りかかって大問題に突き当たりました。
リムーバブルディスクに互換性がないのです。私のはCDだけ、妻のはDVDだけ。
通信回線は両方とも光なので速いのですが、嵩張るのは過去のメールです。
約20年間溜めっぱなし。
どこかで線を引いて古いモノは捨てなきゃいけませんね。
で紹介した精神科のセンセイ、別なところで「歴史と音楽だけ」のブログを開設。ヤッパリね。
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