http://recyclesnavi.com /
毎日新聞ちらしを深読み
家のポストに毎日新聞の広告が入っていました。

表の右下です。↓




裏のくわしい説明です。↓






広告というものからは、
購買層が何を求めていて、企業は何を売りにしているか
ということも読み取れますよね。

毎日新聞は、

・読みやすい大きな文字
・見やすい大文字テレビ欄
・新聞協会賞最多受賞
・健康情報満載
・ニュース解説「質問なるほドリ」

が「売り」部分であり、
購読者がそれを求めていることがわかります。


ここから推察しますと、

ご年配の方が、テレビ欄と健康情報を見るため
新聞を購読している

という事になります。

「質問コーナー」で気軽にわからないことも
教えてもらえる親切さもあります。


新聞協会というのは、ウィキによりますと
「新聞、放送、通信各社を会員とする、文部科学省所管の社団法人」
だそうです。
身内で相談して決めた賞ですから、
それほどの権威があるようには思えませんが、
「賞をとった」という事実が箔をつけるのでしょうか。

どこの新聞をとろうか迷っている方には
「最多受賞」の存在は大きいのでしょう。
一番派手に書かれていますね。


「読みやすい大きな文字」はとてもいいことと思う。
気になったのは、裏の説明で
「高校野球も大文字で」と、野球記事が見本になっている事です。
事件や政治の記事を見本にすると
少々禍々しい印象がありますからこれでいいのですが、
さわやかな印象をつけるのに、いい見本を持ってきたな、
なんて思いました。

毎日新聞サイトの変態報道を知っていると
そのさわやかさもなんだか・・・ですけれども。(笑)


テレビ欄の見本は、主婦が好みそうです。
(私はあんまり・・・ですが)

「女の仕事」「収納名人」「40歳、幸せの決断」など
女性誌の表紙におどるような文字が並んでいます。

私がまわりから聞く話からの統計感覚(?)ですが
主婦はずっとテレビ見てるようです。
「一日中つけてる」と言う方を何人も知っています。
そういう方向けの詳細なのでしょう。


ニュース解説「質問なるほドリ」では、
「先発薬と後発薬の違いは?」です。
健康情報とあわせ、ターゲットがわかります。


とにかく、若い層にすすめるのはあきらめているような
感じがしました。
私も実家を出てから一度もとったことがありませんし、
みなさんネットで無料で速報読めますから
本当に新聞社はこれから大変だろうなと思う。

ネットの記事だって新聞社の記者さんが
がんばってお仕事された結果読めるわけですから
その点はとても同情している。

テレビ欄が見たいなら、テレビ情報誌があります。
しかもテレビも斜陽です。
健康情報も、もっと詳しい雑誌が出ています。

正直、ここだけが「売り」なら、新聞なんてもう
必要無いと思ってしまいます。

「思考の整理学」で有名(と思います)な外山滋比古さんの
「読みの整理学」という本があります。
結構前に書かれたもののようですが、ここに
新聞についてのお話があって、おもしろいです。

「裏口読者」は、新聞雑誌にとって大事なお客様だそうです。
この裏口が魅力的なほど、読者が集まるんだそうです。
新聞ならテレビラジオ欄が裏口です。
最近「テレビ欄としてとる」ようになったのではなく、
前からそうだったんですね。
他に「見出し読者」という人もいるそうです。(私はこれです)
電車のつり広告とか、本屋さんの平積み雑誌でも
私は見出し読者になっています。
外山さんは「社説」を読者が読めないことは
新聞と読者双方の不幸と書かれています。

やはり、世の中の動きというものを考えるのが
一番大切な部分なんだと思う。
しかし、その社説がプロパガンダだったりすることが
ネットで言われているわけです。

そうなると、新聞の価値というものが本当に
わからなくなってきます。

毎日大量の紙とインク、配達の労力や
ガソリンが多大に消費されている、という面だけが
浮かん可能。

ネットのブログなどでも言えることですが、
読者は「真実を知りたい」「読後、満足したい」
という思いで読んでいると思う。

ですから、ブログでの「反日組織批判」の記事などは
アクセスがあがったり、ランキングもアップすることがあります。
(ランキングの話は後日また書きたいです)

新聞は、「真実を知らせ日本人の誇りを守る」役割でしたら
みんなもっと読みたいと思うのではないかなと考えます。

でも今は「日本人は謝罪」とか、お説教ばかりで
その逆を行っているようですから
そのまま誰も振り返らなくなってきてしまったのでしょうね。

今回の毎日新聞の広告のような存在に
新聞自身、なり下がりたいわけでは無いと思うのですが
どうなっていくのでしょうか。

このままでは「新聞ってなーに?昔あったの?」
なんて、自分の未来の孫に聞かれそうです。




   よかったらクリックしてください♪
            ↓
    人気ブログランキングへ





コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索